ブログアフィリエイトで生計を立てようとするなら、検索エンジンに好まれるブログ作りは必須です。万が一にでも検索エンジンからペナルティを受けて、圏外へ飛ばされようというものなら、収益化はほとんど不可能に近いということは、想像しやすいと思います。
そんな検索エンジンの主流であるGoogle。なぜかSNSとは仲が悪いんですよね。特にファイスブックをあまり好んでいないことは、ブロガーの間では有名な話です。その理由について、考えてみました。
SNSは検索エンジンにとって脅威である
SNSといっても、最近はとてもたくさんのソーシャルメディアがあります。ツイッターやフェイスブックは日本でもすでに浸透していますね。他にも、インスタグラムも日本人に人気の高いSNSですし、はてなブックマークもSNSといえるでしょう。
その他、日本人の間ではまだ浸透していませんが、ピンタレストやタンブラーも海外では根強い人気です。
そんなSNS、普段よく使っている人にとっては、とても楽しくて便利なツールですが、実はGoogleなどの検索エンジンとは競合するんです。
SNSで検索するユーザーが増加している
普段、Googleを使い慣れている人は多いと思います。検索エンジンはグーグルだけではありませんが、日本では一般的にグーグルかヤフーですよね(ちなみに、ヤフーもグーグルと同じアルゴリズムを採用しています)。グーグルでネット検索することを「ググる」といったりするくらいですから。
しかし、昨今、SNSを使って検索するユーザーも増えているんです。おそらく日本で一番一般的になりつつあるのは、インスタグラムではないでしょうか。
インスタグラムとピンタレスト
インスタグラムは、ユーザーが画像をアップして共有できるSNSです。「インスタ映えする」という言葉もあるように、インスタグラムにアップする画像はそれなりにクオリティが高い画像が多いです。ですので、おしゃれな人やクリエイターに特に受けのいいSNSでもあります。
ちなみに、よく似たSNSにピンタレスト(Pinterest)があります。ピンタレストも画像中心のSNSですが、インスタグラムをよりシェアしやすくした感じのSNSです。日本ではまだまだ普及していない感がありますが、海外ではその集客率はフェイスブックをしのぐともいわれているんですよ。ちなみに、英語ではすでに「Pinteresty(ピンタレスティー=ピンタレスト映えする)」という造語もあります。
実はこのピンタレストは、画像検索SNSとして有名なんです。つまり、インスタグラムをさらに検索エンジン化したものといえるかもしれません。
使ってみると分かりますが、デフォルトで画像検索のためのツールだということが分かります。インスタグラムをしのぐくらいの品質の高い画像が素早く検索できるのが、ピンタレストの強みです。
検索エンジンがSNSを嫌う理由
このピンタレストにしてもインスタグラムにしても、検索エンジンからしてみれば、できればユーザーにはあまり「検索エンジン」としての使い方はしてほしくないのが本音でしょう。
これら2つのSNSは今のところ、広告という点ではあまり強くありません。広告発信に力を入れているのがフェイスブックですよね。検索ツールと広告配信、これが検索エンジンのビジネスモデルですから、それと同じ土俵で勝負をしようとしているフェイスブックは、何とかして勢力を弱めてほしい存在なわけです。
というわけで、グーグルとフェイスブックは仲良くなるはずがなく、Google運営のSNSであるGoogleプラスはフェイスブックと連動しにくいし、Google運営の無料ブログBloggerは、デフォルトではすべてのSNSと連携できる仕様になっていません。
以上、グーグルとSNSの話でした。
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